超音波検査


 当院では (株)フクダ電子 社製 『PaoLus+』、(株)GEヘルスケアジャパン 『LOGIQ P7』の2機を備えています。

【頸動脈(けいどうみゃく) 検査】     ⇒ [頸動脈エコー パンフレット]
 脳につながる首の太い動脈(頸動脈)を検査します。

 ご高齢の方や、糖尿病、高血圧、高脂血症などをお持ちの方は、血管内にプラークというかたまりが出来やすくなります。
 そのプラークが何らかの拍子でとんで流れてしまうと、脳の細い血管で詰まってしまい、脳梗塞になってしまいます。
 また、プラークによって血管が狭くなっていると、脳に必要な血流量が保てなくなり、意識消失を起こすこともあります。

 血管のプラーク拡大を抑えるために、生活習慣の改善や服薬、定期的な検査を行います。
 非常に狭くなってしまった血管は、手術(カテーテルによる血管内治療)によって、広げることが可能です。(この場合は、手術可能な南和歌山医療センター等へ紹介いたします。)





【心臓 検査】    ⇒ [心臓エコー検査 パンフレット]
 動き続ける心臓を、リアルタイムで検査します。

 超音波検査の良いところの一つに、動きを画像で確認することができる点があります。
 体中をめぐった血液が心臓に戻り、また押し出されれるこの流れの基盤に何らかの問題があると、効率よく血液を循環させることが難しくなってきます。また頸動脈と同様、心臓にプラークがあると、これが原因で脳梗塞になる可能性もあります。(心原性脳梗塞)

 検査時間はおよそ20〜30分前後です。